2015年1月27日火曜日

1週間全部俺!第4弾 異なる業種という越境




このエントリーは『DevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」』の81日目(2015/1/27)の記事です。

かつ、1週間全部俺!第4弾。バトンを繋げ、100日まで繋げ!

自己紹介


駅すぱあと」という経路案内・乗換案内サービスを提供している会社で働いている。ほんの数年前までエンジニアをしていたが、現在は管理職という名のアジャイル大好き人間で&エモい人。


異なる業種の人と交わるという越境


もうネタがない。DevLoveなのか?越境なのか? 気にするのはやめよう。バトンを繋ぐのだ!

やく10年前、仙台にいる頃、小学生のサッカーコーチをしていたことがある。全国大会にも何度も出ているチームで、ACジュニオールという。

U-12 日本代表候補も何人か排出している。
今年も、まず、東北のナショナルトレセンに2人参加するみたいだ。

ナショナルトレセンU-12 東北(2015)
http://jr-soccer.jp/2015/01/22/post32130/2/


震災の後、仙台にお見舞に行った時、監督がブログにアップしてくれている。ちょい若いなぁ俺。
http://acjunior1999.blog121.fc2.com/blog-entry-451.html


その数ヶ月前のこのブログには、仙台にゆかりのある、あの日本代表の10番が遊びに来ていたりする。すげー。
http://acjunior1999.blog121.fc2.com/blog-entry-442.html


話を本題に戻そう。

子供たちと接することで、本当に多くのことを学ばせてもらった。
基本的に保護者会なるものが存在せず、父兄のコーチ参加も存在しなかった。チーム運営は監督、監督の奥さん、コーチ陣で行っていて、各学年の試合、審判、練習、合宿などなど、様々なタスクがあった。子供たちでできることは、どんどん任せて、常に頭をONの状態にして、率先して行動できるようにと教えていた。

保護者からは、以下の言葉をもらったりしたのを思い出した。
週末、子供たちをあずかってくれるなんて、なんて手のかからないチームなの!保護者会がないなんて最高じゃないですか!うふふふふ。
でも、遠征や合宿など、様々なことが発生するので保護者の負担は計り知れない。


低学年の練習はもう動物園状態だった。あっちでギャー、こっちでワー。ものごとを正確に意図した通りに伝えるのさえ難しい。伝えたつもりになってはいけない。伝わったかが重要なのだ。

コーチは見本とならなければならないし、育成もしなくてはいけない。試合に勝つ事も自信を持たせるために重要になってくる。そしてサッカーの楽しさを忘れさせないようにしないといけない。これ重要。


保護者や子供たち接するという機会は、ソフトウェア会社で働いている限りあまり縁がない。こういった地域への越境も人間形成にとって最高の財産になる。人との繋がりも。

そして、何よりもこのチームで学んだ一番重要なワードは「感謝」という言葉だ。

親に感謝しよう、対戦相手に感謝しよう、好きなサッカーができることに感謝しよう。そのためにできることをサッカーを通して精一杯努力しよう。サッカーが上達するよりも前に、立派な人間になることを目指そう。それをサッカーを通して。

そんなフレーズがこのチームにはあったのだ。今考えると人を引き寄せるミッションであったわけだ。

このミッションに私も引き寄せられたのだろう。監督の人間的魅力と一緒に。私の責任と関与なんて、監督のそれに比べたら比較にならないほど小さいものだ。今、考えるとビジョナリーとフォロワーの立場と責任の重大さが、ここに凝縮されていたのだ。組織運営の秘訣も。

子供たちを指導している以上、自分自身がそのミッションや「感謝」という言動を実践しないといけないのだ。
この言葉が、今の私のベースになっている。大人になってからでも自分のコアになるエッセンスを吸収できるのだ。

この時の経験が、今のIT勉強会などで、ビジョンやミッションをもとに運営を実施する姿勢へと繋がっている。

ITやソフトウェア業界だけではなく、他の業界・業種の方々と心から真剣に接することで、人として磨くこともできる。まだまだ自分は磨きがたりないが...

世の中、色々なことがその本質で繋がっていたりする。人間力を磨くためには、人とのコミュニケーションが重要になってくる。我々が展開しているのは、ほとんどが、人が使うサービスだからだ。人を知らずして、人とコミュニケーションをとらずして、人が本当に欲しいものが創れるのだろうか?

さぁ、スマホやPCの前から飛び出して越境だ!

次は


明日もです。明日はどっちだ!(あしたのジョー風)

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